1.MSC(間葉系幹細胞)は万能細胞である
2.骨髄由来幹細胞は老化した皮膚を若返らせる
3.骨髄由来幹細胞での若返りを目指してみませんか

1.MSC(間葉系幹細胞)は万能細胞である

MSC(間葉系幹細胞)はご存知ですか。MSC(間葉系幹細胞)は非常に万能な細胞で、様々な細胞になることが可能です。MSC(間葉系幹細胞)のなかにも、脂肪由来や骨髄由来、臍帯血由来、真皮由来などがあり、ASC(脂肪由来幹細胞)は紫外線照射による酸化ストレスにより誘発されるシワを防ぎ若返りが可能であると前記事でご紹介させていただきました。一方、MSC(間葉系幹細胞)には骨髄由来であるBM-MSC(骨髄由来幹細胞)も広く臨床的に使われております。では、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)のアンチエイジングに対する効果はどのようなものなのでしょうか。次項では、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)のアンチエイジング効果を調べた研究をご紹介いたします。

2.骨髄由来幹細胞は老化した皮膚を若返らせる

ここで、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)を故意に皮膚を老化させたラットに注入し、アンチエイジング効果を調べた研究をご紹介いたします。細かな実験の説明が続きますが、お付き合いください。

対象は30匹のラットで、10匹ずつ3グループに分け、①老化もさせず幹細胞も注入しない群②老化させる群③老化させ、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)を注入する群 としました。②③には8週間毎日、糖を皮下注射し、①には生理食塩水(体液とほぼ同じ濃度の塩化ナトリウム水溶液)を8週間毎日、糖を皮下注射しました。

結果として、②の老化させた群は③の幹細胞注入群と比較して、気分が低く、食欲の減退、水の消費量が減少し、活動が減少し、毛皮が鈍くなり、皮膚の弾力性が減少しました。しかしながら③の幹細胞注入群ではこれらの症状が見られず、幹細胞は皮膚の老化を防ぐことが分かりました。つまり、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)の注入は、老化防止し老化改善を行い、理想の若返りを可能にするのです。

以下、実験結果です。実際にその効果をご覧になってください。

グループ間の酸化剤/抗酸化剤パラメーターの比較
Malondialdehyde(MDA)content:マロンジアルデヒド含有量
Superoxide dismutase(SOD) activity:スーパーオキシドジスムターゼ活性
Glutathione-Peroxidase activity:グルタチオンペルオキシダーゼ活性
Control:①老化もさせず幹細胞も注入しない群
Model:②老化させる群
Mesenchymal stem cell-treated:③老化させ、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)を注入する群
幹細胞注入群はモデル群と比較して、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性が増加し、マロンジアルデヒド(MDA)の含有量が減少した。これらにより、皮膚の老化誘発酸化ストレスを著しく改善したことが分かった。
ワンギーソン染色後の皮膚組織サンプルの組織学的所見
(上)②老化させる群(下)③老化させ、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)を注入する群
幹細胞注入群では、コラーゲン線維がきちんと密に配置されているのが分かる。

3.骨髄由来幹細胞での若返りを目指してみませんか

当院ではBM-MSC(骨髄由来幹細胞)を用いたアンチエイジングを提供しています。従来の医療では不可能であった自家組織を用いた自然な若返りを可能にします。脂肪吸引した皮下組織を再活用し、シワのない肌を目指してみませんか。最先端病院の形成外科や皮膚科で十分な経験を積んだ医師達によりあなただけの治療を提供いたします。最先端医療を用いた若返りは、ぜひ当院にお任せください

参考文献

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5403304/

https://link.springer.com/article/10.1007/s00018-020-03454-6

病院へのお問い合わせ、カウンセリングの予約は下記の通りです。

TEL: 03-6228-7070