1.間葉系幹細胞とはどのようなものか
2.骨髄由来幹細胞は傷跡を治すことが出来る
3.骨髄由来幹細胞で傷跡のない肌を目指してみませんか

1.間葉系幹細胞とはどのようなものか

MSC(間葉系幹細胞)はご存知ですか。MSC(間葉系幹細胞)は非常に万能な細胞で、様々な細胞になることが可能です。MSC(間葉系幹細胞)のなかにも、脂肪由来や骨髄由来、臍帯血由来、真皮由来などがあり、ASC(脂肪由来幹細胞)は紫外線照射による酸化ストレスにより誘発されるシワを防ぎ若返りが可能であると前記事でご紹介させていただきました。一方、MSC(間葉系幹細胞)には骨髄由来であるBM-MSC(骨髄由来幹細胞)も広く臨床的に使われております。

https://www.ginza-clinic.org/media/2020/07/18/%e9%aa%a8%e9%ab%84%e9%96%93%e8%91%89%e7%b3%bb%e5%b9%b9%e7%b4%b0%e8%83%9e%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e8%80%81%e5%8c%96%e3%81%97%e3%81%9f%e7%9a%ae%e8%86%9a%e3%81%ae%e8%8b%a5%e8%bf%94%e3%82%8a/

2.骨髄由来幹細胞は傷跡を治すことが出来る

ここで、声帯の瘢痕化(火傷や潰瘍などが完治せずに、隆起・陥没、色素沈着などを伴う痕となって残ること)した傷跡にBM-MSC(骨髄由来幹細胞)を注入し、傷跡の治癒具合を調べた研究をご紹介いたします。声帯の瘢痕化は、慢性化する事で元に戻らなくなり、場合によってはほとんど声が出なくなる可能性があります現在の医療では声帯の瘢痕化に対してのスタンダードな治療法はなく、今回幹細胞治療が新しい治療法として表れています。

実験結果から、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)の注入は、声帯の瘢痕化(火傷や潰瘍などが完治せずに、隆起・陥没、色素沈着などを伴う痕となって残ること)した傷跡をも治すことが出来ると分かりました。つまり、BM-MSC(骨髄由来幹細胞)の注入は、従来不可能であった傷跡の治療や、他に手段のない傷跡に対しても治すことが出来るのです。画期的な治療法であると思いませんか。

3.骨髄由来幹細胞で傷跡のない肌を目指してみませんか

当院ではBM-MSC(骨髄由来幹細胞)を用いた傷跡の治療を提供しています。従来の医療では治療不可能であった複雑な傷跡の治療を可能にします。傷跡のない綺麗な肌を目指してみませんか。最先端病院の形成外科や皮膚科で十分な経験を積んだ医師達によりあなただけの治療を提供いたします。最先端医療を用いた傷跡治療は、ぜひ当院にお任せください。

参考文献

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4555478/

https://www.mdpi.com/1422-0067/20/19/4813

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